2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震は、東南アジアから東アフリカまで12カ国の約16万人の命を奪うことになりました。
 なかでも、震源に近いインドネシア・アチェ州での死者数は壊滅的で、未だに遺体収容が進んでおらず、死者数は毎日増え続けています。さらに身寄りを失った子どもが人身売買され、コレラや赤痢などの感染症の発生の危険性も指摘されており、支援が必要です。

【関連】日本赤十字社日本ユニセフYahoo!ボランティア

  バンダアチェ復興のために私たちができることは何でしょう?緊急支援は、国連や日本 を含めた各国が着手しています。しかしながら、被災の巨大さを考慮しますと、 長中期的な観点での支援活動が必要なことは言うまでもありません。そこで、今後どのような支援が必要で、その実施にあたり、どのような方法があるかを考えていきたいと思います。このサイトを通じて、支援の手助けができれば幸いです。

【バンダアチェとは】人口 約400万人。

 バンダアチェとはスマトラ島最北部の地域。15世紀末くらいからこの地域には王国が栄え、19世紀後半のオランダによる侵略まで、独立を保ってきた地域です。
 戦後は、オランダ領から、インドネシアとして独立。しかし、アチェの独立への気運はおさまらず、「自由アチェ運動(GAM)」のゲリラ活動と、それに対するインドネシア国軍の応戦によって、この地域は長年不安定な状態に置かれていました。
 2002年末にはいったん東京会議でGAMと政府との和平が成立したのですが、実際にはうまくいかず、2003年5月に東京で会議を開き、和平にむけた話し合いをしたのですが、GAMがあくまで独立放棄を認めなかったため、会議は決裂しました。

【義援金のお願い】
 現在、様々なところで義援金の募集をおこなっております。しかし、インドネシアという国自体が、賄賂が横行する社会で、果たして義援金が有効に使われるのか疑問があります。その中で、確実に復興支援にお金が使われる所として、JAN(ジャパン・アチェ・ネット)を通して復興支援をしていきたいと思います。私自身、JANの初回の会合のに参加させていただきました。
 今まで、様々な義援金をしても使用用途がよく分かりませんでした。JANは、使途を明確できると信じることができ、有意義であると思い、紹介させていただきます。


★JAN(ジャパン・アチェ・ネット)設立のお知らせ&津波災害義援金の呼びかけ★
【はじめに】 2005年1月15日(土)、インドネシア文化宮(GBI)でスタートした「戒厳令下アチェ報道写真展」(GBIとアチェの日刊紙『Serambi Indonesia』紙共催)のオープニングプログラムとして行われた、第53期インドネシア理解講座は、「アチェ 復興のために私たちにできることは?」を主題に、アチェ出身留学生一名を含む 計25名の参加者が三時間にわたり討論を行いました。
以下が発言内容の要旨です。

@中長期的な視点での、本気でやろうとする姿勢を伴った支援が必要
A日本の対応は他国と比べて極めて遅い 
Bアチェ情報が他の被災地域に比べて少なすぎる
C日本政府の支援額表明は早かったが、支援内容が後手
D義援金が確実に被災者の役に立つのか不安
E賄賂が横行する社会で義援金がどう使われるのか疑問
F優先的な支援として、教育、孤児問題(参加者のアチェ留学生発言)
G政府による支援よりも、信頼できる民間組織の支援に期待
H「天災」と「政治的人災(実質的戒厳令)」の両方を考慮した支援体制の必要性


■討論会の様子


■現地写真パネル展示

 ディスカッションの過程で、アチェの有力紙『Serambi Indonesia』のシャムスル・カハール編集長がGBIに寄せた「緊急に、仮設の学校、クリニックなどの建設に必要な義援金を期待したい」との発言が紹介され、これを踏まえて、受け皿の設立が急務とのことから、『JAN(Japan Aceh Net)』との名称でフォーラムを設立し、GBIをその日本側連絡事務所、『Serambi Indonesia』本社を、アチェ側連絡事務所とすることに決定。

【JANの活動内容】 『JAN』の当面の活動は以下とする。
@メーリングリストを作成し、ディスカッション参加者を中心として、周辺に義援金を呼びかける。
A当初、義援金の使途は、緊急用の仮設学校、仮設クリニック、仮設集会場など の、子供たちを始め、地域住民が直ちに使用できる施設の立ち上げに必要とな る、屋根用のビニールシートや角材の購入費用に当てる。義援金は『JAN』名義 で『Serambi Indonesia』紙へ送金する。現地情勢の変化、並びに『SerambiIndonesia』紙からの情報、要請に基づいて、その使途が変化した場合、それら
に適合する柔軟な対応を取る。
B義援金が高い透明性の下、きちんと使われるために、『Serambi Indonesia』紙には、可能な限り、『JAN』からの支援金額、使途、その結果などに関して随時報道してもらう。
C『Serambi Indonesia』紙の協力の下、アチェ情勢全般について、随時、メール配信もしくはWebsite、Bulletinなどの形態で、『JAN』賛同者並びに一般に広報を行う。

【義援金の送金先】
郵便振替口座(口座番号): 00190-5-544521
加入者名: インドネシア文化宮
(尚、通信欄に「アチェ地震」とご記入下さい) 

 皆様からの義援金は、直接、確実、迅速、具体的に、被災者の方々のお役に立てるように最大の努力を尽くします。皆様のご理解とご協力、よろしくお願い致します。また、お知り合いの方々への広報もよろしくお願いいたします。

JAN事務局: 大川誠一
会計責任者: 松井和久 

(追伸)同様の案内がインドネシア文化宮(GBI)のホームページにも掲載されています。


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